今、熊吾郎は勉強に燃えています。というのも、2月末に行われる簿記3級試験に申し込んでしまったのです。
正直、かなり苦しみながらお勉強しています。別に理解できないわけじゃない。模試も合格ラインに届いてる。でも、苦しい。
それはなぜか…
この事態を招いたのは先月(1月)に遡ります。
思い返せば、ちょうどその頃の僕は調子が良かった。
一言で表せば躁状態だった。
なので、何でもできる気がしていたし、実際に手を付けることは苦痛じゃなかったのです。
そこで、以前、妻が受験して家に問題集があった簿記3級にトライすることを思いついて、翌日には地元の商工会議所で受験料を支払いました。
最初の頃はルンルンと気分よく勉強していました。新しい知識を身に着けるのは嫌いじゃないです。むしろ、毎日レベルアップしているような感覚があって楽しいと感じました。
けれども、これは躁状態が続いていたからだった他ありません。
2月に入って少しすると、気分がかなり落ち着いてきました。というか、下落トレンドに入りました。
つまり、躁状態から鬱状態に入り始めたのです。
こうなってくると、勉強が苦痛に感じられるようになってきました。何だかんだで新しいことを学ぶにはストレスが掛かります。
そして、そのストレスが耐え難いものになってきました。
今回の経験で学んだことは、「躁状態を自覚しているなら、決断は慎重に」ということです。
躁状態というのは頭のエンジンがフル回転を超えて120%出力の状態。これは長続きしないですし、同じパフォーマンスを自分に期待するのは無理を強いることになります。
特に僕みたいな双極性障害(躁うつ病)の人は躁状態の後には必ず鬱状態がやってきますので、大胆な決断は鬱をさらに苦しいものにしてしまうだけでした。
ぶっちゃければ、簿記3級なんてWAIS-IIIの結果で一番相性が悪い試験でした。数字と短期記憶のIQスコアが極めて低かったので。
やっぱり躁状態の勢いで受験を決めたから、自分との相性なんてあまり深く考慮もしていませんでした。
せっかくお金を払って勉強するのなら、得意分野を生かせるものにすれば良かったですね。
躁状態での勢いで決断するのは非常に危険。あと、きっと鬱状態のネガティブ思考での決断も危険。
やっぱり自分の心理状態をしっかりと把握して、ニュートラルな状態で大きな判断をしたいものです。
さて、頑張って試験日に向けて勉強しますか。