UbuntuとLinux Mintを比較してみよう!

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Linuxを新しく使ってみたい!そんな方にとって難しいのはLinuxには無数の種類(ディストリビューション、ディストロ)が存在していること。

Linux初心者はディストリビューション選びの時点で挫折して「WindowsかMacでいいや…」なんてことになりますよね(笑)

そんな数多きディストリビューションの中でも初心者が扱いやすいのがUbuntuとLinux Mint。

今回はこの2つを紹介しつつ比べてみようと思います。

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Ubuntuとは

ubuntu

Ubuntuとはアフリカの言葉で「おもいやり」を意味するそうです。

Canonical社が開発を先導する世界で最も有名でポピュラーなLinuxディストリビューションで、そのユーザー数は1200万人以上とも言われています。

大学などの研究機関やウィキペディア財団でも採用されており、非常に信頼性の高いOSです。

日経Linuxなどの雑誌もUbuntuを中心に記事を掲載しているなど、情報が豊富なので困ったときには安心です。

一般的な用途ではUbuntu Desktopを用いれば良いと思われますが、Kubuntu、Lubuntuなどの派生版も存在します。

公式サイト:Ubuntu Japanese Team

Linux Mintとは

mint

Linux MintはUbuntuをベースに有志の開発チームによって作られました。

Ubuntuの使い勝手に不満を感じている人々が手を加えているだけあって、今までのPCのような使い心地。

特にWindowsユーザーがLinuxに移行する際には使いやすいと思います。

また、ベースがUbuntuなのでネット上にたくさんあるUbuntuの情報を流用できるのも人気のひとつです。

デスクトップ環境(Androidでいうランチャーアプリ)を選ぶことができますが、最初はCinnamon版かMATE版を利用するのが良いでしょう。

Cinnamonと比較するとMATEは軽量に作られているので古いPCで使うときにはおすすめです。

公式サイト:Linux Mint Japan

システム要件

UbuntuとLinux Mint(Cinnamon)をインストールするのに必要なシステム要件は以下の通りです。

項目 Ubuntu Linux Mint
RAM 512MB (2GB推奨) 512MB(1GB推奨)
ディスク領域 5GB(25GB推奨) 9GB(20GB推奨)
画面解像度 1024 x 768 px以上 800 x 600 px以上

Windowsと比べればコンパクトな作りになっていますが、Ubuntuの方がよりスペックを要求するようです。

デスクトップ環境

それぞれのOSを起動したときに表示されるデスクトップ画面がこちら。

Ubuntu (Unity)
Screenshot from 2016-12-24 02-06-23

Linux Mint (Cinnamon)
Screenshot from 2016-06-08 03-20-09

タスクバーの位置が全くことなることが分かるかと思います。

UbuntuはMac似、Linux MintはWindows似でしょうか?

Ubuntuは左横に固定されていますが、これは賛否両論のポイントです。

ワイド画面ならスペースを効率的に使えるのですが、そうでない場合は少し使いにくいかもしれません。

このタスクバーは画面下などに移動させることはできますが、Ubuntuはコマンドを用いないと動かせません。一方でLinux MintはGUIを用いて移動できます。

デザイン

フォルダーを開いてみるとデザインの違いがわかります。

Ubuntu
Screenshot from 2016-12-24 02-06-57

Linux Mint
Screenshot from 2016-06-08 03-20-38

Ubuntuがオレンジを基調にしているのに対し、Linux Mintはその名の通りミントグリーンが使われています。

もちろん、外見をゴリゴリとカスタマイズしていくことも可能です。

メニュー

デスクトップでメニューを開いてみるとその差は顕著になります。

Ubuntu
Screenshot from 2016-12-24 02-06-46

Linux Mint
Screenshot from 2016-12-23 18-19-48

Ubuntuのメニューは必要なものを逐一検索バーに入力して絞り込むことを想定して設計されているようです。

使い込んでいけば履歴が一覧表示されたりして使いやすくなっていくのですが、最初は戸惑うかもしれません。

そういった意味、Linux MintはWindowsユーザーからすると親しみのあるメニューになっています。

ソフトウエア

ソフトウエアの追加はWindows StoreやApp Storeと同じように専用アプリケーションから行うことができます。

Ubuntu (Ubuntu Software)
Screenshot from 2016-12-24 02-28-53

Linux Mint (Software Manager)
Screenshot from 2016-12-23 09-24-40

Ubuntuは以前までSoftware Centerという重たくて評判の悪いものだったのが、最新版の16.04からはSoftwareに刷新されて使い勝手が向上しました。

もちろん、インターネットからダウンロードしてきた.deb形式のアプリやコマンドを使ったインストールも可能です。

初期インストールのアプリケーション数が多いのはLinux Mintのようです。

両者ともにFirefox、Thunderbird、Libre Officeなどはインストールされていますが、UbuntuにはないVLCやGIMPがLinux Mintには最初から入っています。

まとめ

結局、何が違うの?…そう思われた方も多いかもしれません。

実際、Linux MintがUbuntuベースに開発されているので、できることはほとんど同じなんです。

そうなると最大の違いであるデスクトップ環境のデザインなどが決め手になってくるのではないでしょうか?

寄らば大樹の陰!と思い、スペックにも余裕があれば信頼と実績のあるUbuntuが良いでしょう。

使い慣れたインターフェースをLinuxで使いたいのであればLinux Mintで決まりです。

どちらも無料で配布されているOSであるうえにUSBからインストールせずに起動できますので、とりあえず試してみるのもいいかもしれません。

ちなみに、私はWindows Vista時代のCore 2 Duo搭載PCにLinux Mint (Cinnamon) 18.1 LTSをインストールして使っています。

多少、ファンが回って頑張っている様子がうかがえますが、サクサクと動作していますよ。

※この記事で比較に用いたバージョンは次のとおりです。

  • Ubuntu 16.04.1 LTS (2016年4月21日リリース)
  • Linux Mint (Cinnamon) 18.1 LTS (2016年12月16日リリース)

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